由良川河口へ頻繁に半夜釣りに出掛けますが、経験上、満潮前後はフグ、ハゼ等のエサ取りが多く、あまりいい釣果が
望めず、逆に干潮前後の方が型のいいのが釣れると思っています。
10月27日は干潮が19:03(舞鶴西港)でおまけに月夜となるので、絶好の半夜釣り日和と思い出撃しました。
並継の竿を振って引き釣りしたいと思ったので、自宅を少し早めの10時に出発、日中なので早朝や夜のように
思うように走れず、いつもの駐車場所に12時半頃到着し、13時頃より釣り開始しました。
1投目からお決まりのヒイラギ4連でスタートでした。
その後も投げる度にヒイラギばかりで、おまけにヒイラギも落ちに入るのか、夏場に釣れるサイズより一回り大きいのが
釣れて来ます。
数投してやっと小型のキスが釣れました。
その後も由良川鉄橋側、海側と投げ歩きましたが、最初に釣れたのと同サイズを1尾追加したのみで、15時半頃に
引き釣りを終了しました。
この日は川上から吹く風が強く、由良川鉄橋側は逆風、海側は追い風となるため、海側で投げた時には、
日頃はあまり飛ばない私でも6色付近まで糸が出て、気分は壮快でした。
終了間際に波打ち際で大型が釣れたと勘違いさせた、セイゴの2連です。
車に戻り、置き竿セットに交換し16時半前から釣りを再開しました。
河口の先端に入りたかったのですが、先客が2組いたので、先端より少し内側に陣取りました。
1投目からドラグを鳴らして、25cmが来ました。
これは幸先良しと思いましたが、あとが続かず、またヒイラギばかりが釣れて来る状況になりました。
18時頃に先端の2組が帰ったので場所替えしましたが、この頃から川上からの風が更に強くなり、魚の当たりも
なくなり、少しメゲそうになりましたが、干潮の潮止まり前後に時合いが来ると信じて、投げ続けました。
気持ちが通じたのか19時頃に強風下でもハッキリ判る当りが出て、釣れてきた22cmです。
この22cm釣れて約30分後に竿をひったくる当りがあり、合わせを入れて巻き上げるとかなりの手応えで
釣り上げた瞬間は尺越えと思いましたが、2cm足りない28cmでした。
この後、続けて当りがあり22.5cmが釣れて来ました。
これは時合いと思いましたが、その後大きな当たりでギギが釣れて来たのみで、キスの当りがなくなりました。
風も更に更に強くなり、ちょっと身の危険を感じるようになったので、20時に納竿としました。
釣果は昼間に釣った小型と合わせて6尾でした。
数はともかく、強風の悪条件下で読み通りに大型が釣れたので、納得の行く釣行となりました。
天候からしても今回が今シーズン最後の半夜釣りになると思いますが、念願の尺超えのキスは、来シーズンまでの
お預けとしときます。